研究会
第5回研究会「記憶に残るサービス経験(Memorable Service Experience:MSE)の概念化(張婧講師)」を実施しました。
第5回デジタル社会構造・変革研究部門研究会では張婧講師が「記憶に残るサービス経験(Memorable Service Experience:MSE)の概念化」を報告しました。
記憶に残りやすい経験として”Wow体験”などが例として挙げられますが、インタビュー調査によってMSEを類型化したところ、「有意義性」、「洞察性」、「比較可能性」、「積極的な持続性」の4つがキーとなっていることが考察されました。既存のWow体験ではサービス提供者側の積極性が重要とされていますが、あえてサービスを提供せず、顧客が自由に考え、相談し合える時間を設けることもMSEを向上させる要素の1つであることが分かりました。